低品質サプリの危険性
『コラーゲンを飲むとニキビが出来るんです』
『コラーゲンって飲んでも意味ないんですよね?』
実は、こんなご相談、多いんです。
実際のところは、コラーゲンを飲んだからといってニキビが出来る事はないですし、
お肌の保水力アップ、張りの維持にコラーゲンが欠かせないのは、周知の事実です。
では、なぜ、こうしたご相談があるのかといえば、 実はコラーゲンは、加工方法が難しい栄養素で、そして、 吸収率も悪い栄養素だから。
品質の悪いコラーゲンサプリを飲むと、てきめんにニキビも出来るし、 当然、いくら飲んでも効果が出ない、という事になってしまいます。
そもそも、コラーゲンという栄養は、分子が大きく、そのままで吸収される栄養素ではありません。 コラーゲンが、体内で分解されてはじめて、吸収されていくのです。 しかし、吸収される形というのは、あくまでも『アミノ酸』という形で吸収されますので、 吸収された後、再びコラーゲンとして合成してくれるかどうかはわかりません。
つまり、『吸収される工夫』と、『コラーゲンとして活性』するための工夫が、 コラーゲンサプリには欠かせないのです。
また、コラーゲンは、もとをたどれば『タンパク質』です。
タンパク質は、加工方法次第では、変質してしまって、
むしろアレルギー源になりかねない栄養素。
変質しないよう、最新の注意をもって、加熱、加圧していかなければ、
体内で働いてくれないどころか、危険性をもったコラーゲン、になってしまう場合もあるのです。
だからこそ!コラーゲンを飲むなら、品質にこだわっていただきたいのです。
品質の悪いコラーゲンを飲むくらいなら、飲まないほうがマシ!です。
品質の悪いコラーゲンは、『コラーゲンの含有量が多い』事がほとんどです。 なぜなら、ほとんど吸収も活性もしないから、大量にいれる事で、ちょっとでも吸収すればラッキー、と思って作るからです。 数うちゃあたる、というやつですね。
それから、高温でグツグツ加工したコラーゲンは、安い!
加工方法に工夫も何もなく、ただただ、化学式がコラーゲンになればそれで良い、という事で作るから、
安く、そして大量に出来るのです。
だから、安くて高含有量のコラーゲンは、いつアレルギー源になってしまうか、わかりません。 ニキビは、その最初のサインである可能性が高いのです。
吸収が悪い栄養素でありながら、大量に摂るのは危険。 だからこそ、吸収される工夫が必要です。
そこで取り入れたいのが、『加水分解』されたコラーゲン。 熱ではなく、水を加えて分解する事で、栄養素を壊さずに分解する事が出来ます。 ただし、分解した後に、高温で乾かしては意味がないので、ここでも、低温でじっくり乾かしてくれている事が大切です。
さらに、コラーゲンを活性させるために、酵素やビタミンC、ビタミンAといった栄養素も、 同時に含むサプリは、さらに効果的ですね。
それから、肉由来のコラーゲンよりも、魚由来のコラーゲンのほうが、活性が高い事が 確認されていますので、原材料がお魚のコラーゲンを選びたいところです。
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