コラーゲンに副作用はないの?

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5,000mgだ、10,000mgだ、20,000mgだと、 含有量を競うようなコラーゲンサプリメント、コラーゲンドリンクが、 最近は多くなっていますが、実は、こうした点にも、注意が必要です。

もともと、『副作用』という言葉は、お薬を飲んだ事であらわれる 弊害の事を言いますので、 『コラーゲンの副作用』という言葉は、本当は 適切な言葉ではないのですが、 なんらかの困った事があるのかどうか、という意味では、 『副作用』という言葉が、消費者的にはわかりやすいですよね。

本来、コラーゲンそのものには、副作用はありませんが、 サプリメントやドリンクを飲むことで起こりうる『困った事』については、 知っておくと便利です。


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コラーゲンを飲むことで起こる困った事には、 だいたい、3つのメカニズムが存在します

1つは、急激にコラーゲンが増えた事で、 細胞がびっくりして、とりあえず危険信号を出す、というメカニズム。
細胞は、日々の摂取量を『正常量』と考えて活動していますので、 急激に増えると、何か異常があったのではないか、 と、サインを出したり、 または、急激に増えた事で、対応が間に合わないサインを出してきます。 それが、『疱疹』などの形で現れる事があります。
含有量の多いサプリメントやドリンクは、急に大量には飲まず、 少しずつ増やしていくようにすれば、問題ありません。

2つめは、『コラーゲンだけ』が増えても、 細胞は分解や吸収が出来ませんので、 処理しきれないものを排泄しよう、というメカニズム。 コラーゲンを分解、吸収するためには、 ビタミンCやビタミンA、亜鉛、鉄分、酵素などの 栄養も必要です。 これらの栄養素が足りない場合、 せっかくのコラーゲンも、吸収されず、 ただ体内を浮遊しただけで、排泄されていってしまいます。 人間の排泄機能には、尿や便などがありますが、 それ以外にも、汗をかく、疱疹が出る、嘔吐する、なども、 排泄機能の一部です。 含有量の多いサプリメントやドリンクを飲むなら、 同時に、ビタミンCやビタミンAも含まれるものを選んだり、 マルチビタミン&ミネラルも同時に摂取する。 もしくは、果物と共に摂取する、などすれば、問題ありません。


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3つめは、未分解のタンパク質が、体内に蓄積しまうメカニズム。 これには、ちょっと注意が必要です。
コラーゲンは、もとをたどれば『タンパク質』です。 タンパク質は、加工方法次第では、変質してしまって、 むしろアレルギー源になりかねない栄養素なのです。

品質の良いコラーゲンは、 変質しないよう、最新の注意をもって、 加熱、加圧されています。
しかし、品質の悪いコラーゲンは、変質などお構いなしで、 グツグツと加工し、ガンガン圧力をかけて、 短い時間で、安価に、大量に生産されます。

こうしてできた変質したコラーゲンは、 体内で分解できませんので、 体内に蓄積されていってしまいます。 異物が蓄積された体は、抵抗力が落ち、 アレルギー反応が出やすくなってしまうのです。

だからこそ!コラーゲンを飲むなら、 品質にこだわって選んでいきたいですね。

  •  ゆっきー's おまとめ

    ポイント コラーゲンそのものに副作用はありません。
    ポイント 急激に摂取する事で、一時的に困った事はあり得ます。
    ポイント コラーゲン「だけ」を大量に摂取する事で、困った事はありえます。
    ポイント 品質の悪いコラーゲンを大量に摂取するのは、危険!
    ポイント 品質の良いコラーゲンと、他の栄養もバランスよくとっていきましょう。

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